「横顔」と一言で言っても、その印象は人それぞれです。そして、その印象を大きく左右しているのが、実は「歯並び」と「噛み合わせ」なのです。ご自身の横顔がどのタイプに当てはまるのかを知ることは、もし矯正治療を考える場合に、どのような変化が期待できるのかを理解する上で非常に役立ちます。横顔のタイプは、主に鼻先と顎先を結んだ「Eライン」と唇の位置関係によって、大きく3つに分類されます。一つ目は、「コンベックス(凸型)タイプ」です。これは、Eラインよりも唇が前方に突出している横顔で、いわゆる「出っ歯(上顎前突)」や「口ゴボ(上下顎前突)」の方に多く見られます。口元が前に出ているため、少し怒っているように見えたり、垢抜けない印象を与えたりすることがあります。このタイプの方が歯列矯正を行うと、口元が後退し、Eラインが整うことで、最も劇的な横顔の変化を実感できる可能性が高いです。二つ目は、「ストレートタイプ」です。Eラインの線上か、わずかに内側に唇が位置する、欧米人に多い理想的なバランスの横顔です。歯並びや噛み合わせにも、大きな問題がないことが多いタイプと言えます。そして三つ目が、「コンケイブ(凹型)タイプ」です。これは、Eラインよりも唇が大きく内側に入っている横顔で、下顎が上顎よりも前に出ている「受け口(反対咬合)」の方に見られる特徴です。下顎が目立つため、少し不機嫌そうな印象を与えることがあります。このタイプの横顔は、歯列矯正だけでは改善が難しく、顎の骨を切る外科手術を併用することで、理想的なバランスへと導くことが可能です。ご自身の横顔がどのタイプに当てはまるか、鏡の前で指を鼻先と顎先に当てて、セルフチェックをしてみてください。もちろん、これはあくまで簡易的な目安です。正確な診断は、セファロレントゲンなどを用いた専門家による分析が必要不可欠です。あなたの横顔の悩みは、歯列矯正というアプローチで解決できるかもしれません。
あなたの横顔はどのタイプ?歯並びと横顔の深い関係