歯列矯正をスタートして、奥歯にキラリと光る金属のバンドが仲間入り!これ、見た目にもちょっとしたアクセントになるけど、実は毎日の食事の時にはなかなかのクセモノだったりするんですよね。食べ物がびっくりするくらい挟まりやすいのはもちろんのこと、それが原因で自分でも気になるイヤ~な臭いが発生しちゃうことも…。今日は、そんな悩ましい矯正バンド装着中の食事と、それに伴う臭いの問題について、同じ経験をした私からちょっとカジュアルにお話ししたいと思います!矯正経験者だからこそ、その大変さ、そして「あるある!」な悩み、よーくわかりますよ!まず、バンドの周りに食べ物が面白いほど挟まりやすいのは、もうこれは装置の構造上、ある程度は仕方がないことなんです。特に、とろーり甘いキャラメルみたいな粘着性の高いお菓子とか、シャキシャキ美味しいけど繊維が手強いほうれん草みたいな葉物野菜、それから細かく砕けちゃったナッツ類なんかは、まるで吸い寄せられるようにバンドと歯の間のわずかな隙間や、ワイヤーとブラケットの間に巧みに入り込んできます。そして、これらの小さな食べ物のカケラたちが長時間お口の中に留まっていると、お口の中に住んでいる細菌たちが「待ってました!」とばかりに大喜びで分解作業を始めちゃうんです。この細菌たちによる分解プロセスで発生するのが、あのなんとも言えないイヤ~な臭いの元となるガス、いわゆる口臭の正体なんですね。だからこそ、食後のケアが本当に、本当に大切になってくるわけです。じゃあ、具体的にどんな食事を心がければいいの?って話になりますが、完全に全ての挟まりやすい食べ物を避けるのは現実的に難しいし、何より栄養バランスも考えたいですよね。なので、食べ方自体にちょっとした工夫を凝らすのがおすすめの対策です。例えば、お肉やお野菜は、口に入れる前にあらかじめ小さく一口サイズにカットしておくとか、パンなら大きな塊でかぶりつくのではなく、手でちぎって少しずつ食べるとか。リンゴや梨みたいな硬めの果物も、丸かじりするよりは、薄くスライスしたり、小さくカットしたりして食べると、矯正装置への余計な負担も軽減できるし、食べ物が挟まるリスクもぐっと減らせます。
矯正バンド中の食事と気になる臭い撃退ブログ